結婚式の定番ジュエリー、ダイアモンド。石言葉である「永遠の絆」を体現する美しさと耐久性を兼ね備えています。
本記事では、ダイアモンドの指輪を購入する際に知っておきたい基礎知識をご紹介します。
ダイアモンドとは?
ダイアモンドは99.95%が炭素、残りの0.05%がその他の元素で構成されている天然の鉱物です。
世界一硬い鉱物と言われるように、非常にキズに強いという特徴があります。
ダイアモンドは1トンの石から0.06gしか採取できない希少な鉱物なので、その分値段も高いのです。
ダイアモンドの4C
ダイアモンドの4Cとはダイアの評価基準のことで、GIC(米国宝石学会)が定めました。「Cut(カット)」「Clarity(クラリティ)」「Color(カラー)」「Carat(カラット)」の頭文字のCを取って4Cと呼ばれています。
カット
ダイアモンドの輝きはカットが決めると言っても過言ではありません。
カットの美しさ、正確さ、シャープさなどを基準に、「Exellent(エクセレント)」「Very good(ベリーグッド)」「Good(グッド)」「Faire(フェアー)」「Poor(プアー)」の5段階で評価されます。
カットの種類は「ブリリアントカット」「エメラルドカット」「シングルカット」など、数えきれないほど多種多様です。
クラリティ
クラリティとは透明度のことで、透明度が高いほど良質とされます。クラリティは11のグレードがあります。
最高級のFL(フローレス)の評価のダイアは非常に希少で、なかなかお目にかかることはできません。
VVS2以上のグレードなら顕微鏡を使わないと不純物が見えないレベルなので、結婚指輪を購入するならVVS2レベル以上のダイアがおすすめです。
カラー
ダイアモンドの色は無色のものがDとされ、黄色味を帯びたZまで23段階に評価が分かれています。
一般的に無色の方が良質とされているので、結婚指輪にはDからGくらいまでがおすすめです。
カラット
カラット(ct)とはジュエリーの重さのことで、1ctは0.2gを表しています。
カラットが大きければ大きいほどダイアモンドも大粒になります。
ソリティアの立て爪タイプの指輪なら0.7ct以上のダイアが映えますが、指輪の表面にダイアを敷き詰めたデザインのパヴェセッティングなら0.5ctが素敵です。
最後に
ダイアモンドと一口に言っても品質はピンキリです。
結婚指輪を購入する際には、ぜひご紹介した「ダイアモンドの4C」を参考にして、素敵なきらめきの一品を選びましょう。
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