結婚式を挙げる事が決まったら、希望に合いそうな式場にとりあえず見学に行ってみよう!となると思います。
憧れの結婚式を挙げる事ができるので、インターネットで色々とブライダルフェアとか検索して、テンションも高めになっているでしょう。
ウエディングハイとでも言う状態でしょうか。
只、見学する時に予めて知っておいて欲しい事があります。それは、
式場見学したら、当日申込みした場合のみ適用される特別価格(大幅値引)を提示され、巧みな営業トークで申込みまで誘導される。
あなたは、有効な見込み顧客です
式場の担当者は営業のプロです。あなたは見込み客です。
イメージで表現すると、こんな感じです。
参考までに、Yahooニュースに取り上げられた記事も紹介しておきます。
「結婚式」をめぐるトラブルが相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけた。
国民生活センターによると、全国の消費生活センターには「結婚式」をめぐるトラブルについての相談が毎年1500件程寄せられていて、昨年度は、約1700件にのぼった。
具体的には、「『割引は今日だけ』などと急がされて契約し、翌日キャンセルしても内金が返金されない」など契約や解約に関する相談が、全体の9割近くを占めている。
国民生活センターは、強引な勧誘の背景には、結婚式場の顧客獲得競争があるとみていて、式場の見学をして気分が盛り上がっても、「この式場以外考えられない」という場合以外はその場で申込金を支払わず、契約をする前に、内容をしっかり確認するよう呼びかけている。
色々と問題が起きているようです。
実際に式場見学に行くと、挙式・披露宴会場の見学と合わせて特徴やPRポイントを一通り説明してもらえ、こちらの要望を伝えると、お見積書を直ぐに提示してもらえると思います。
定価からかなり安くなっているので、魅力的な条件に見えますが、落ち着いてください。
管理人も4件程の結婚式場をブライダルフェアと合わせて見学したのですが、内3件はこちらが何の金額交渉もしていないのに、最初から値引きしたお見積書を持ってきて説明されました。
総額の2割3割引きとか。金額で言うと100万円分位の値引きになっていた式場もあります。
(仏滅とかは、かなり安くしてくれる感じです)
もう、定価で販売することあるんですか??って聞きたくなる位です。
見学したら、当日申込みへ誘導する強い営業トークがあるぞ!
そして、式場担当者もプロの営業マンですから、なかなかの営業トークを繰り広げてきます。今日申込みしないと損ですよと。
こんな条件は、今日だけですよと。
参考までに、管理人が言われた営業トークを共有しておきます。
- 上司にお願いして、何とか希望に合う形でお見積書を持ってきました
- 挙式の見学回数は、平均して1、2回程なんですよ。
- ゲスト思いのお二人の理想を手伝わせてください
- この価格は、本日申込みした場合の金額です。かなりお得な条件で、明日以降はこの条件で申込みはできません。
- とりあえず、仮申し込みでも問題ありません(但し、仮申し込み後はキャンセルがかかります)
アパレルショップの店員が言う、下記トークと全く同じです。皆に同じ事を毎日言っているんです。
- これ最後の一着なんですよ
- 昨日たまたま、倉庫に置いてあるものを見つけて朝出したばかりなんですよ。
これは、最初から値引きした金額で販売する事を想定して、定価を高くしていると思います。
そして、定価からこんなに値引きしてます!凄いでしょ感を出している感じです(ここ、管理人の勝手な想像で書いてます)
前に、楽天ショップでも近いことありましたよね。定価から90%OFFとか言いながら、その定価がべらぼうに高く設定されているケースです
なんで、押しに弱い人は要注意。心配な人は新郎新婦2人でいきましょう。
ここの結婚式場以外ありえない。と思えないなら当日申込みは止めた方がいい
この結婚式場以外無いと、絶対に思えるなら当日申込みでも全然問題ないと思います。
けど、他の挙式・披露宴も見たい場合は、その場での申込みはしない方がいいです。
とりあえず検討してみます。と伝え落着きつきましょう。
そして、色々比較して数日後にやっぱりあの式場が良かったとなった場合は、ダメ元で相談してみたら良いと思います。
又は、実際かなり良いなと思ったら本日限りの値引きの適用期間を延ばして貰う作戦もいいかと思います。
管理人はこちら側を実行しました。
もともと、2,3週間の内に土日を使って集中的に式場を回り、何処かに決めるつもりだったので、2週間位待ってもらえれば良かったので。
確か、こんな感じで式場担当者に言いました。
「ここで、この金額でできるなら決めたいと思います。けど、式場決定は親の意向を聞いた上で決めないと最終決定できないんですよ。
親とは来週末に合う予定です。その時にここに決める事ができるので、この当日限りのお値引きをそこまで待って貰えませんか?」
その際は、具体的な回答日時と、この金額であればかなり前向きに検討できる。
なぜ、即決ができないのか?できない理由の納得感が大切だと思います。
まとめ
金額交渉や見積もりの有効期限延長は、希望日程が人気のある日であればあるほど交渉が難しくなると思います。他にも、余りにも期限が長いのも厳しいでしょう。
検討中に他の見学者が決める場合は、そちらを優先される事もあり得ますね。
こういった交渉は、人気がない仏滅や連休中日などであればより可能になると思いますが、とりあえず相談してみるだけしてみれば良いと思います。