結婚式の席次表はゲストにお席を案内するためだけでなく、ゲスト同士を紹介するためのものでもあります。
最近では受付でお渡しする席次表やプロフィールパンフレットを手作りするカップルが増えてきましたが、ゲストに失礼のないような心配りを忘れないようにしましょう。
席次表作成のポイント
紙質は高級感のあるものに
手作りする場合、紙を予算だけで選ぶことはやめましょう。金額が高ければ良いというわけではありませんが、薄くて透けるような紙は安っぽい印象を与えてしまいます。
厚みがあり適度な光沢を持った紙が適しています。家庭で印刷する場合にはプリンターによって厚みを選びますので、サンプル用紙などでプリントできるか確認してから紙を購入することをお勧めします。
レイアウトや文字のバランスを統一
席次表には小さい文字で肩書きを記載します。一目見たときにごちゃごちゃとした印象を与えないように、名前と肩書きのフォントはすべて統一して、それぞれの文字の大きさや間隔も揃えましょう。
誤字脱字は絶対にダメ!
当然のことですが、肩書きや氏名に誤字や脱字があるのはゲストに大変失礼です。
作成した後、二人がそれぞれ別々に数回チェックをして誤字脱字のない席次表を作りましょう。文字のにじみや掠れにも注意が必要です。
パンフレット作成のポイント
プロフィールパンフレットとは
結婚式に出席してくださるゲストは、新郎新婦どちらかの関係者であることが多いでしょう。
その場合、新郎のゲストは式の当日初めて新婦に会い、新婦のゲストは初めて新郎に会うという間柄です。プロフィールパンフレットを席次表と一緒にお渡しすれば、二人の人柄などを知ってもらうことができます。
プロフィールパンフレットには二人の生い立ちや馴れ初め、趣味や仕事の内容などを載せる人が多いようです。
分かりやすい工夫が大切
ゲストの年齢や立場も様々ですから、デザインやレイアウトなどで個性を主張しすぎるのは避けましょう。大切なのは、「二人のことをもっと知ってもらうこと」です。
文章ばかりでは読みにくいこともありますので、二人の幼い頃の写真や思い出の写真などを取り入れながら、分かりやすいデザインを心がけてください。
また、席次表と同じく紙質で印象が大きく変わりますから、薄い紙の使用は避けたほうが無難です。
ペーパーアイテムが整っているときちんとした印象を与えることができますが、結婚式の準備に忙しい二人にとって負担になるようなら、業者に依頼することも検討しましょう。